商店街や繁華街の飲食店では、テイクアウト需要が高まってきています。販促物の使われ方にも大きな変化が出てまいりました。これまで販促物は、来店にもっとも注力して制作されてきたと言えます。テイクアウト全盛となってきた昨今、お客様の行動シーンごとで効果的に販促物を使用していくような、非常に無駄のない販促物の投入の仕方に変化しているように見受けられます。

例えば、お客様に「来店の行動」を取ってもらうためには、これまで同様に認知の販促物が必要となります。「お持ち帰り」を考慮してもらうためには、商品の魅力やメニューの内容をわかりやすく表現することが必要となってくるでしょう。配達ができるケースとお持ち帰りのケースによっても、異なった表現になるかもしれませんし、いざ来店となった時でも場所が分かるように、店頭近くに目印を出しておかなければ、せっかくのご注文も引き取りに来られないかもしれないでしょう。
来店者を気持ちよくお迎えするために、より多くの工夫をして目立つことが重要になってきた、と言えるのではないでしょうか。今回は、飲食店の店舗を目立たせる事ができる販促物”のぼり旗”をご紹介いたします。
目次
のぼり旗とは?
のぼり旗は、漢字で「幟(のぼり)」と書きます。
日本における旗の形式のひとつ。長辺の一方と上辺を竿にくくりつけたものを指す。平安時代以来、武士たちは軍容を誇示したり、自軍と敵軍との識別をおこなうために、長い布の短辺に木を通して紐で吊り上げて風になびかせる、丈の高い流れ旗を軍団の象徴として掲げた。
参考:Wikipedia「幟」より
かつては軍用を起源として利用されてきましたが、現代では広告用の資材として利用されています。プリント方式もインクジェットプリンタの発展から、1枚から作成できる小ロットでも安価にできるようになってきました。小ロット化が一般的になってきたことにより、「店舗オリジナル」のぼり旗を掲げることができるようになり、独自性や特徴を表現しやすくなってきたと言えます。
テイクアウト”のぼり旗”と表示文例
スプリントでは3種類のサイズでお作りいただけます。それぞれのサイズ比較は次のとおりです。お店のロケーションにあわせてサイズをお選びください。
- 小さいサイズ(のぼり印刷Sサイズ) 400×1200mm
- やや小さいサイズ(のぼり印刷Mサイズ) 500×1500mm
- 標準サイズ(のぼり印刷Lサイズ) 600×1800mm
テイクアウトの文例を記載しました。デザイン制作の参考にご活用ください。
- テイクアウトはじめましたお持ち帰りはじめました
- お弁当やっています/お弁当やってます
- TakeOut
- お持ち帰りできます
- テイクアウトできます
- デリバリーできます
伝えたいメッセージと共に、自店舗のキーワード(焼き肉、イタリアンなど)を組み合わせたり、地域を合同で盛り上げるようなメッセージ(〇〇商店会、△△地域振興など)を添えている事例などもSNSでは散見されます。
のぼり旗のデータ作成方法について
スプリントでは、AdobeIllustrator形式のテンプレートを用意しています。
データの作成方法
データ作成時の注意したいポイントをまとめました。
文字の大きさのガイドラインについて
国土交通省が発表している「公共交通機関の旅客施設・車両等に関するバリアフリー整備ガイドライン(バリアフリー整備ガイドライン)」より、視認性を高める文字の大きさがあります。のぼりデザインを制作する際に参考いただけますと幸いです。
参考 2-2-3:文字の大きさの選択の目安
遠くから視認する吊下型等の誘導サインや位置サインなどは 20m 以上、近くから視認する自立型や壁付型等の案内サインなどは 4~5m 以下、案内サインの見出しなどは 10m 程度に視距離を設定す ることが一般的である。
下表は、前記の想定のもとに各々の視距離から判読できるために通常有効な文字の大きさを示 したものである。
参考:国土交通省「公共交通機関の旅客施設・車両等に関するバリアフリー整備ガイドライン(バリアフリー整備ガイドライン)
視距離 | 和文文字高 | 英文文字高 |
30mの場合 | 120mm以上 | 90mm以上 |
20mの場合 | 80mm以上 | 60mm以上 |
10mの場合 | 40mm以上 | 30mm以上 |
4〜5mの場合 | 20mm以上 | 15mm以上 |
1〜2mの場合 | 9mm以上 | 7mm以上 |
スプリントでは1枚から作成できる「のぼり印刷」をお取り扱いしています。
大量印刷でない、1枚~100枚までのオリジナルのぼり旗の作成であればインクジェット方式をおすすめしています。詳細な商品説明はリンク先よりご確認いただけます。