余った年賀状、書き損じた年賀状って交換できる?

「昨年作った年賀状が余っています」
「書き損じた年賀状を保管しています」

この記事を担当している当方も、年賀状を出す枚数より多く年賀はがきを購入しています。年始になると「出さなかった人からも年賀はがきが届くかも・・・」と思って多めに買っているのですが、結局いつも使うことなく余ってしまうことがあります。また、自宅のインクジェットプリンターで作成派の方であれば、印刷ミスで使えなくなった年賀はがきを、いつか交換しよう・・・と保管している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

余らせてしまった年賀状や書き損じのはがきを郵便局で交換する手順や、現金化についてご紹介します。

ここでは2019年3月現在の情報をもとに記載しています。(本記事は2019年9月24日に加筆・修正いたしました)

郵便局で交換を申し込む

余らせてしまった年賀状や書き損じたはがきは、所定の手数料を支払うことで交換することが出来ます。

去年の年賀はがきを今年の年賀はがきに交換することは出来ません。通常切手や通常郵便はがきなどに交換できます。その際に1枚あたり5円の手数料が発生します。また、汚れやき損した料額印面(はがきの料金を表す部分)は無効となります。

参考(日本郵便ホームページ):書き損じはがき・切手の交換

http://www.post.japanpost.jp/service/standard/kaki_sonji/index.html

以下に、はがきの交換例を紹介します。

例:62円の年賀はがきが30枚余ってしまった場合の交換
はがきの種類枚数額面合計
62円年賀はがき30枚1860円 
切手の種類枚数額面合計
83円切手22枚1826円
10円切手3枚30円
1円切手4枚4円
手数料30枚150円(支払う金額) 


52円の年賀はがきを通常のはがきに交換する場合は63円になるので、同じ枚数で交換するときには差額を支払う場合がありますのでご注意ください。

また、2019年10月1日より、消費税率が8%から10%に改訂されます。郵便料金も変更となりますので切手への交換の際はご注意ください。

くじ引き番号付き年賀はがきなら、当せん確認をしてから

年賀はがきを郵便局に持っていく前に当せん番号を確認しましょう!

もしかすると1等が当たっているかも・・・なんてことがあるかもしれません。

参考(日本郵便ホームページ):2019(平成31)年用年賀葉書及び寄附金付お年玉付年賀切手当せん番号の決定

https://www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2019/00_honsha/0120_01.html

どうしても現金にしたい場合

どのような場合でも、一度購入した年賀はがきを、郵便局で現金に払い戻すことはできません。

どうしても現金化したい場合であれば、金券ショップ等を利用して現金に変える方法があります。ここでの注意点としては、次のようなものが挙げられます。

  • 年賀はがきの買取率が額面の60%~90%と非常に幅があること
  • 時期によっては受け入れられない場合があること

それでも現金化が必要な場合であれば、事前に郵便局で切手や通常はがきに交換をしてから、金券ショップで買い取りしてもらうという方法があります。しかしながら、郵便局で交換手数料として5円を支払ったうえに、金券ショップの買取率での現金化となると、もともと購入した金額よりも安くなってしまうことも考えられますので、慎重に判断しましょう。

まとめ

余らせているはがきがあるならば、郵便局で交換してもらいましょう。その他、現金化する場合は注意点を参考にしながら判断するとよいでしょう。

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