マーケティング、販促担当者にとって新しい情報を定期的に収集することは、業務上、どうしても必要になってきます。新しい情報を定期的に仕入れることで、日々のマーケティングや販促活動にノウハウを活かすことができます。
皆さんは、広告に関する最新の情報をどのように仕入れていますか?また、どんなサイトを閲覧すれば、効率よく情報を入手することができるのでしょうか?もしかして、下記のようなことをお考えではないですか。
- どんなサイトに優良な情報が公開されているのか、把握しておきたい・・・
- 販促やマーケティングに役立つ知識やニュースを収集したい・・・
- マーケティングや販促に関する情報サイトの定番について知っておきたい・・・
「効率良く情報収集がしたい」という思いがあっても、実際はどのサイト閲覧したら良いか分からず、情報の仕入れ方に問題が生じているのではないでしょうか。変化の激しいマーケティングの世界では、独自のパターンで優良情報を入手することが企業生命をつなぐことにもなります。
本記事では、販促・マーケティング担当者が参考にしたいニュースサイト10選をご紹介します。広告マーケティング業界の経験数に関係なく、多くのユーザーが知識を高められるサイトを選定していきますので、今後の情報収集にお役立ていただければ幸いです。
目次
おすすめの定番サイトとコンテンツマーケティングサイトをご紹介!
それでは、幅広いマーケティングや販促に関する情報収集を検討している方に向けて、定番サイトをご紹介いたします。また、後半では、消費者の購買行動の変化に合わせて最適なサービスを提供する、コンテンツマーケティングに関して取り扱っているサイトをご紹介します。
【定番サイト】
まずは、定番サイトから情報収集を始めて、業界の全体像を把握していきましょう。
マーケジン
広告・マーケティングの最新動向が知りたいなら、マーケター向け専門メディアの「マーケジン」で決まりでしょう。業界の最前線で現役のマーケターとして働く著名人へのインタビューや企業マーケティング、ブランディング、広告コミュニケーション、SNSマーケティングなど、扱う情報は多岐に渡ります。リアルタイムで業界動向が察知できるため、定期的に訪問すると最新情報が簡単に入手できます。
電通報
広告業界の最新動向やトピックスに加えて、「電通報」ではコミュニケーション領域と関連するソリューションやIT分野の先進的な知見やサービスについて公開しています。クリエイターやプランナー、リサーチャー、コンサルタントなど、業種ごとにカテゴライズされているため、自分が必要な最新情報を入手することができます。
ITmedia マーケティング
http://marketing.itmedia.co.jp/
テクノロジーをメインとした多様なITコンテンツに関する最新ニュースをリアルタイムで提供する専門メディア「ITmedia マーケティング」は、広告マーケティングに関わる人にとって欠かせない最先端のノウハウや成功事例に関する最新情報が公開されています。各メディアの最新ニュースや注目度の高い記事をピックアップしてくれるため重要なトピックを見逃すことがありません。
日経デジタルマーケティング
http://business.nikkeibp.co.jp/dmg/
最先端の広告マーケティングの手法や注目の事例について情報発信を行っている「日経デジタルマーケティング」は、O2Oやビッグデータ、ソーシャルメディアなど、デジタルを利用した企業の取り組みや成功・失敗事例、業界動向などをどのメディアよりも深く紹介してくれます。
アドタイ
コピーライティング業界で高い知名度のある宣伝会議が運営するメディア「アドタイ」は、広告クリエイティブや企業マーケティング、メディア、広報など、コミュニケーション分野に存在するニュースを効率よく収集できる情報メディアです。宣伝会議は、各分野において雑誌の発行をしており、取材によって得た高い知見がメディアコンテンツに反映されています。
Digital Marketing Lab(デジタルマーケティングラボ)
Webマーケティングやデジタルマーケティングのノウハウ、成功事例、業界のトピックスなど、幅広い知識が広告担当者の視点でまとめられたニュースメディア「デジタルマーケティングラボ」は、販促業務に役立つ情報がリアルタイムで更新されます。
カテゴリは、Webマーケティング基礎やSEO、リスティング広告、アドテクの4つに分類されています。
【コンテンツマーケティングサイト】
続いて、紹介するのがコンテンツマーケティングのサイトです。しかし、コンテンツマーケティングとは、一体何なのかご存知ない方も多いでしょう。簡単に説明しておくと、下記のようなものです。
旧来、企業はマスマーケティングにより消費者に情報提供し、受け手はその情報を元に検討・購買行動をするというのが一般的でした。現在でも、マスマーケティングは、市場に大きな影響を与えられる手段として有効に利用されています。
図1:マスマーケティングとコンテンツマーケティングについて
しかし、インターネットが普及した現代においては、消費者は受け手であると同時に、自ら能動的に情報を収集する手段を得ました。そのような消費者のために、有益な情報をコンテンツとして提供していこうという動きが、コンテンツマーケティングです。そのため、双方向のコミュニケーションが可能な現代で、注目を浴びているマーケティングの手法となります。そんな最新のマーケティング情報が定期的に更新されるサイトは、下記の通りです。
バズ部
SEOを攻略するための知識やWebマーケティングの全般的な知識について公開している「バズ部」は、企業の広告担当者や個人事業主に向けて日々情報発信を行っています。コンテンツマーケティングをどのように仕事で活かせば、少ない広告費で大きな成果を出すことができるのかが、すべて網羅されています。
innova
オウンドメディアの最前線で働く「innova」は、ホームページからの売上アップやお問い合わせ件数のアップを目的とした情報を公開しています。自社で開発した見込み客獲得型コンテンツ管理システムと長年のコンテンツ制作で得た経験をベースとしたSEOノウハウが学べます。そして、GoogleやYahoo!の検索エンジンで上位表示するためのノウハウが、説得力ある過去の事例などから解説されています。
オウンドメディアのネタ帳
https://contentisking.jp/ownedmedia/
自社メディアをゼロから作りたいとお考えなら、「オウンドメディアのネタ帳」を定期的に確認しましょう。メディアの土台の作り方やコンテンツ制作の仕方、コンテンツの発注方法、SEO対策の仕方など、数々の初心者向けの記事が公開されています。
CONTENT MARKETING LAB
http://contentmarketinglab.jp/
国内外を問わず、「CONTENT MARKETING LAB」は、全世界のマーケティングトレンドを追跡し、広告担当者に向けて分かりやすく情報発信を行っているサイトです。コンテンツマーケティングの基礎から実践まで、多数のノウハウを公開しています。
おわりに
今回は、販促・マーケティング担当者が参考にしたいニュースサイト10選をご紹介しました。IT・広告業界は、業界動向が変化しやすい世界です。広告の発注担当者として販促・マーケティングに関わっていくのなら、今回のような全般的な知識が身に付く定番サイトや専門的なコンテンツマーケティングサイトを定期的に確認することをおすすめします。もちろん、すべてのサイトを確認するのは手間だと思いますので、自社で行っている広告業務に合わせて、いくつかサイトをピックアップし効率よく情報収集を行っていきましょう。